進取の丘 ~学校の様子~
令和3年度
4月 | 7月 | 10月 | 1月 |
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4月
4/6(火)令和3年度 入学式が行われました。
4月6日(火)明るい春の日差しのもと、令和3年度の入学式が行われました。新鮮なやる気に満ちた入学生を迎え、全校生徒119名で、令和3年度がスタートしました。
【入学式、校長先生のお話から】
感謝の気持ちをもち、相手の立場になって考えられる人になろう。周りの人に「ありがとう」という気持ちを伝えられる人になろう。人の役に立つ、人を助ける、喜んでもらえるしあわせを感じて頑張ろう。
4/30(金) 地域参加日・情報モラル講演会・PTA総会・学年学級PTAが行われました
5月
自主ゴテラ 始めました
本校独自の取り組みに『ゴテラ(午後の寺子屋)』があります。昨年度までは、テスト前に全校一斉で自主学習に取り組む形の『みんなでゴテラ』が中心に行われてきました。今年度は、ゴテラの学習をさらに充実させた『自主ゴテラ』を4月から立ち上げました。『自主ゴテラ』は、部活動のない毎週水曜日の放課後1時間、希望者を募ってゴテラ学習をおこなうものです。基本的には、1時間ひとり1人がそれぞれ自主学習を行いますが、3人の担当教員と地域の学習ボランティアの方1人の4人が、質問に答えたり学習方法の相談を受けたりの支援にあたる体制をとっています。
現在40人近い希望者が参加し、パソコンで学習支援システムの『すらら』を使って学習する者、宿題に取り組む者、その日の学習の復習をする者、授業で理解できなかったところを質問する者等、方法はいろいろですが、参加者はみな熱心に学習に取り組み、有意義な時間になっています。
前期人権学習月間がスタートしました
5月6日(木) から、前期人権月間がスタートしました。この1ヶ月間、全校で『人権学習』を行っていきます。
5月13日(木)には、人権学習の一環として、人権をテーマにした校長講話が行われました。
令和3(2021)年 5月の校長講話
前期人権同和教育学習月間によせて
今月は、前期人権教育学習月間です。今日は、人権について話をしたいと
思います。先日の生徒総会で承認されたように、今年度の生徒会ではSDGsについて取り組んでいきますが、SDGsの17の目標の中にも、人権に関わる項目がいくつもありますね。
私たちはみな、幸せになるために生きています。そして、他の人を幸せにするために生きています。しかし、私たちの社会には、思いやりの心が薄れてしまい、自分の権利だけを主張することも多く見られます。偏見や差別の問題があります。差別とは、不合理なもの、理不尽なものです。なぜなら、自分の力や努力ではどうにもならないことや、自分に責任のないことで心を深く傷つけられてしまうからです。
例えば、「性別の違い」「年齢の違い」「障がいの有無」「どこで生まれたか」「国籍や肌の色の違い」などの理由で差別する。そんなことは、人として絶対に許されないことです。切り傷や擦り傷は、時間が経てば治りますが、心が深く傷つけられた傷は、簡単に治るものではありません。
昨年からのコロナ禍の中でそのことが今まで以上に見られるようになった面があります。新型コロナウイルス感染症のPCR検査で、陽性になったというだけで、差別を受けた人がいます。そうした差別を少しでもなくすために、県や市町村では、陽性者が出た場所や施設などをあえて公表しないようにしています。けれども、自分の権利や安全だけを主張するためか、「なぜ知らせないんだ」と抗議する人がいます。一方で、従業員などにPCR検査の陽性者が出てしまったので、そのお店などを利用した人に念のため注意してほしい、心配ならPCR検査などを受けてほしいという善意の気持ちで、自ら店名や施設名を公表した人たちがいます。しかし、よかれと思って公表したことで、嫌がらせの電話やメールが届いたり、嫌がらせの張り紙をされたりしたという話は、残念ながらいくつかあります。本当なら、「お大事にしてください。」「早くよくなるといいですね。」と言うべきはずなのですが。こうした誹謗中傷などの差別をした人の多くは、自分が差別している、誰かを傷つけていることに気がついていない人だと思います。自分は正しいことをしていると思っているからの行動ですが、多くの場合、名乗らない匿名で行われます。
昨年、私が自分で差別すると知っていて、差別する人と、そんなつもりがなくて、知らないうちに差別する人とどちらの方が罪深いと思いますか?と皆さんに問いかけましたが、誹謗中傷をする人たちは、自分が誰かを傷つけていることに気がついていない場合が多いのです。また、それは、例えば「自分はこんなに我慢しているのに」といった「感情」の面だけに重きがおかれてしまっているせいなのかもしれません。
では、どうしたらよいのでしょうか?私は、「正しく知ること」だと考えています。「感情」だけではなく、「理性的」「論理的」「科学的」に考え、「正しく知っていく」ことだと思っています。人権教育について学んでいくことは、大人になっても必要なことです。生きていく上で、最も大切なことの一つだと思っています。授業を通して学ぶことがあるでしょう。また、授業以外の日常生活の中で学んだり、考えたりすることがあるでしょう。ともに考え、そして人権感覚を育んでいきましょう。私自身が幸せになるために、そして、他の人を、周りの人たちを幸せにするために。
6月
中体連東信地区大会結果一覧
7月
一学年・2学年八ヶ岳登山
1学年2学年の登山が行われました。2年は、昨年度は新型コロナウイルスの感染防止のため登山は中止になりました。どうしても登山の経験をさせてあげたいとの思いから、本年度実施することになりまし
た。今年もコロナウイルスの感染はおさまっていませんので、1年2年ともに山小屋での宿泊はさけて、日帰りの登山になりました。1年2年ともに同じコースですが、2年が12日(月)1年が13日(火)と日をずらしての実施でした。2日とも雨模様でしたが、両学年ともに目的地だった高見石まで行くことができました。本格的な登山とはいきませんでしたが、八ヶ岳の雄大な自然を感じ取ることのできた登山になりました。それぞれの学年の様子を写真で紹介します。
【2学年の様子】
【1学年の様子】
3学年 修学旅行に行ってきました (7/19~7/21)
今年度の修学旅行は、昨年に引き続きコロナ禍のために京都・奈良方面への旅行ができないため、目的地を選定するところからスタートしました。昨年度の後半から、目的地の選定が始まりました。生徒たちがいくつかのグループに分かれ、自分たちの行きたい方面のコースや日程を考え、プレゼンテーションを行い、それをもとに投票を行い、目的地や日程が決まりました。
自分たちで考えて決めた旅行ということで、例年とまた違った意義のある旅行になりました。三日間の日程と実際の旅行の様子を紹介します。
【一日目】
○青木中学校・・・上信越道・北陸自動車道 (バス)・・小松屋本店(昼食)・・・福井県立恐竜博物館
(見学・発掘体験)・・東尋坊(日の入り鑑賞)・・グランディア芳泉(宿泊)
【二日目】
○グランディア芳泉・・・金沢駅・・金沢市内班別行動(路線バス利用)・・北陸自動車道・・・
富山市ガラス美術館(見学)・・・磯はなび(宿泊)
【三日目】
○雨西晴海岸(日の出鑑賞)・・・ 磯はなび 発・・・高岡駅・・路面電車・・高岡大仏・・
ほたるいかミュージアム(館内見学)・富山湾クルーズ・・THE BUFFET(昼食)
・・・富山駅・・北陸新幹線・・・上田・・青木中学校
吹奏楽部、12年ぶりに吹奏楽コンクール県大会出場
吹奏楽部が、吹奏楽コンクール東信地区大会B編成において、見事金賞に輝き、県大会出場を勝ち取りました。本校の吹奏楽部が、県大会まで駒を進めるのは12年ぶりです。
県大会は、銅賞でしたが、持てる力を全て出し切った青木中学校吹奏楽部らしい素晴らしい演奏を披露することができました。
10月
教室棟の『緑のカーテン』が見事な花を咲かせました
生徒会のSDGsの取り組みの一環として、緑化委員会を中心に取り組んできた教室棟の『緑のカーテン』のヘブンリーブルー(西洋アサガオ)が、10月に入った頃から、きれいなブルーで見事に咲き誇り校舎を飾っています。10月は、真夏のような強い日差しはなくなりますが、教室内に差し込む日差しはどんどん長くなってきます。『緑のカーテン』は、下の方の葉が枯れてきてしまっていますが、まだまだ活躍してくれそうです。そして、きれいなブルーの花びらが、爽やか雰囲気を作ってくれています。
11月
UNICEF等で人道支援をされた戸田夫妻を講師にキャリア教育講演会が開かれました
11月11日(木)に、『キャリア教育講演会』が行われました。講師には、現在青木村に住まわれているステファン・ピシェットさんと戸田淳子さん夫妻をお願いしました。お二人は、ユニセフのスタッフとして、世界中で困難に直面している子どもたちを保護したり支援したり する活動をしてきた経験をおもちです。
お二人が、ユニセフで仕事をするに至る道筋やユニセフで携わった仕事の紹介、世界の子どもたちの現状やそれに対する思いなど、さまざまなお話をしてくださいました。ともすれば狭い視野でしかものを見たり考えたりすることができない傾向になりやすい中学生にとって、お二人のお話は、目を世界に広げていくきっかけを与えていたたけるものだったように思います。実際にその場にいたものにしか経験できないこと、感じられないことがふんだんに盛り込まれたお話に引き込まれました。お話の後に質問の時間もとっていただいたのですが、生徒たちからたくさんの質問が出され、一つ一つの質問に丁寧に答えていただけました。もしかしたら、自分の将来に対する思いが揺さぶられた生徒もいたのではないかと思わされる、刺激に満ちた充実した時間でした。
12月
第2回生徒総会が開かれました
12月16日(木)現3年生が進めてきた生徒会の締めくくりとなる生徒総会が開かれました。各委員会からは活動の総括が発表されました。会員からは、各委員会の活動について『来年も続けてほしい』といった要望や、意見、質問などが数多く出され、各役員からも丁寧な説明や回答がなされました。活発で盛り上がるのある素晴らしい総会でした。
生徒会引継ぎ会が行われ、2年生に正式に生徒会が引き継がれました
17日(金)、生徒会引継ぎ会が行われ、2年生に生徒会の運営がバトンタッ
チされました。3年生の旧役員から2年生の新役員へ、役員として生徒会を運営していく上での心構えや注意点、具体的な動き方等、様々なことが短時間の中で伝えられました。1年間の活動の軌跡が詰まったファイルを示しながら、丁寧に説明する旧役員。真剣な表情で説明に耳を傾け、質問したり確認したりする新役員。緊張感いっぱいの引継ぎ会でした。
いよいよ2年生が中心の新生徒会が始動しました。生徒会活動の一層の充実を期待したいと思います。
1月
新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
始業式は,1月11日(火)ですが,本日3年生だけ登校し,「第5回総合テスト」を実施しました。公立の後期選抜の本番日程と全く同じ時間帯で実施されました。
また,本番と同様に,仮の受検票が用意されていました。3年生の皆さんが,一人ひとり自分の名前と志望校名を書いた受検票には,3学年の先生方により丁寧に仮の受検番号や印までもが加えられ,丁寧に作成されていました。
また,学年の廊下には,3学年の先生方の思いが込められた掲示もされていました。
3学期始業式が行われました
1月11日(火)、3学期始業式が行われました。新型コロナウイルス感染状況が急激に悪化しているため、急遽リモートによる形に変更し、各学年代表の発表と校長先生のお話しがありました。
・バランスのよい食事をする。 ・体を動かす。
【校長先生のお話】
まだまだコロナ禍にあって,なかなか先をすっきりと見通すことができにくい面はありますが,慌てず,確実に,「笑顔」で前に歩んでいくことができる1年になるとよいと思います。
27日(水)の給食は、1Aが考えた献立「寒い冬に元気が出る」でした
1月24日から31日まで「全国学校給食週間」です。毎年学校給食への理解や関心を深めることを目的に実施されています。青木中学校でも,28日には,昭和20年~40年代に給食でよく出されていた鯨肉を取り入れた献立が予定されていますが,今日は,1年A組の皆さんが考えた「寒い冬に元気が出る」献立でした。
11月の家庭科の授業で,「自分自身の食事や生活を振り返り,食事の役割や課題を見つける」「五大栄養素の種類や働きについてまとめ,中学生に必要な栄養の特長について考える」などの学習をする中で,給食の献立をグループごとに考え,タブレットを使ってまとめ,プレゼンテーションなどで発表し合いました。学習のはじめに,小学校の栄養教諭にも来ていただき,献立を立てる上で工夫していることや気をつけていることなどを伺いました。「旬」の食材を利用することの大切さや,なかなか摂ることができない「鉄分」などをどう補うのか,また多くなりがちな「脂質」をどうやって抑えていくかなど,考えていく上で必要なことも学びながら,献立を考えました。
そうした学習を通して採用された本日の献立は,
【わかめごはん,鶏肉の唐揚げ,納豆あえ,豚汁,アイス(雪見だいふく),牛乳】
でした。
わかめごはんや鶏肉の唐揚げなど,みんなに人気があるメニューを基本にしながらも,納豆あえは脂質を抑える効果が期待でき,豚汁は野菜をたくさん有効にとれるところがプレゼンテーションの際のポイントでした。寒い冬に食べるアイスもいいですね。まさに「寒い冬に,今日の午後も頑張ろう」と自然と思える献立でした。
2月
1年生 五島慶太未来創造館へ学習に行ってきました
1学年では、キャリア学習の一環として、郷土青木村が生んだ近代日本を代表する実業家である五島慶太さんの生涯や業績を紹介している『五島慶太未来創造館』へ見学に行きました。中学から歩いて10分もかからない場所にあるにもかかわらず、意外と訪れたことがある人は少ないのが現状です。郷土青木村が生んだ偉人であり、生涯にわたって青木村を大切に思ってくれていた五島慶太さんについて、知らないでいるのはとても残念なことです。
当日は、午後の時間を2時間使い訪れました。前半は、五島慶太さんについて詳しい教育委員の宮澤さんから、五島慶太さんの歩んだ道のりや業績等について展示されている資料にそって説明をお聞きしました。後半は、それぞれに見学したり見学しての感想をまとめたりしました。そして、見学しての思いをひとり一人付箋に書き、入り口に設置されているボードに展示していただきました。
青木村の農家に生まれ、苦労しながら勉学に励み、見事に成功をおさめることができた五島慶太さんについて学んだことは、生徒たちが自分の将来について考えていく上で貴重な資料になるとともに、郷土青木村を愛する心をより一層強めることにもつながったのではないかと思います。