学校長あいさつ
令和7年度 学校長挨拶 「正解から納得解へ」探究学習を中心とした青木中学校に
村民の皆様、保護者の皆様には、日頃から本校の教育実践にご理解とご支援を賜り心より御礼申し上げます。
社会の変化が激しく、未来の予測が難しくなっている今、子どもたちにとって必要とされる力も大きく変わってきました。知識を覚えるだけでなく、問いを立て、情報を集め、仲間と対話を重ねながら考えを深めていく「探究的な学び」が、これからの時代を生きる力として注目されています。青木中学校でも、「探究学習」に力を入れていきます。子どもたちは正解のある問いだけでなく、簡単には答えの出ない問いに向き合い、自分なりの「納得解」を見つけていきます。
この学びの中心にあるのが「学び合い」です。友達や先生、地域の方々との対話。人だけでなく、地域に出てもの(・・)やこと(・・)と向き合うことも対話です。探究学習を通して、多様な意見や考え、価値観、文化や歴史に触れ、「強い意志(粘り強さ)」「思いやり」「郷土愛」が育つことを願っています。
地域の皆様、保護者の皆様には、子どもたちの挑戦を温かく見守り、支えていただくともに、ぜひ一緒に対話に加わっていただけると幸いです。ともに、学び合い、支え合いながら、未来を生きる力を育んでいける学校づくりを、職員とともに進めてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
学校長 千野布美子